Lifeworkが配備した専門士
1級管工事施工管理技士 1名
2級管工事施工管理技士補 1名
管工事とは、空調や給排水、冷暖房に関する設備や、管を使用して水やガス、油、水蒸気などを送るための設備を設置するための工事のことです。
よく行われる管工事は、水洗トイレや厨房などにつながる管などを対象としたもので、私たちの生活になくてはならない工事といえるでしょう。
ガス配管工事
建物内でガスの利用ができるように、ガスを通す管やその設備を設置する工事を、ガス配管工事と呼びます。
この工事では、次のような作業が行われます。
ガス管の引き込み・配管
ガスメーターの取付
ガス栓の交換 など
日常生活において調理や給湯に用いられるガスには、取り扱いを誤ると爆発や火災のリスクが生じます。
そのため、安全なガスの使用のためには、知識と技術を持った作業者による適切な工事が必要であり、ガス配管工事には資格保有が義務付けられています。
空調設備工事
建物内の空調に関する管や設備を設置する工事を、空調設備工事と呼びます。
この工事では、次のような作業が行われます。
空調設備の設置
空調設備のメンテナンス
古くなった空調設備の交換
空調設備は、建物内の空気の流れや温度、湿度を快適に保つために重要。
管を通して空気の流れを作ることで、建物内の快適な空調維持を可能にします。
ここでいう空調設備とは、エアコンやダクトなどを指しますが、これらの工事はそれぞれ「冷暖房設備工事」「ダクト工事」などと呼ばれます。
冷暖房設備工事
業務用・家庭用エアコンの設置により、建物内で冷房や暖房を利用できるようにする工事を、冷暖房設備工事と呼びます。
この工事では、エアコン室内機の設置のほか、室外機の設置や配管を行います。
エアコンは空調設備であることから、これは空調設備工事の一種になります。
ダクト工事
ダクトとは排気・排煙のための管で、これを設置する工事をダクト工事と呼びます。
空気を通すダクトを設置することで、建物内では空気を清潔に保つことが可能に。
これがなければ、汚れた空気が流れずにおいが充満したり、煙が外に排出されなかったりして、建物内で過ごす人の健康が脅かされてしまいます。
ダクトは天井裏などに設置されることが多く、その素材にはステンレスや亜鉛鉄板が用いられます。
うまく排気・排煙を行うには、建物の構造や利用、空気の性質などを踏まえた計画的な配管設計が必要になります。
衛生設備工事
トイレや洗面台など水を利用した衛生設備を設置する工事を、衛生設備工事と呼びます。
この工事では、各衛生設備を設置し、その後に配管の繋ぎ込みを行います。
この工事は「給排水を可能にする」ことを目的とした給排水設備工事と内容的に重複する部分が多いですが、その目的は「水を衛生的に使えるようにする」こと。
蛇口やトイレなどの利用設備までを対象とする点が異なります。
冷凍冷蔵設備工事
冷凍冷蔵設備を維持するための管や設備を設置する工事を、冷凍冷蔵設備工事と呼びます。
スーパーやコンビニで生鮮食品や冷凍食品が並べられている大型の冷蔵庫・冷凍庫の利用は、この冷凍冷蔵設備工事にあたります。
厨房設備工事
施設の厨房で利用する管・設備を設置する工事を、厨房設備工事と呼びます。
この工事では、ガスコンロや冷蔵・冷凍庫、換気扇、ガスコンロなどの厨房機器を設置し、配管を行い、厨房を使えるようにします。
飲食店や宿泊施設、医療機関などの業務用の厨房で行われることが多い工事です。
浄化槽工事
下水道がない場合、使用後の生活用水は浄化槽に排水されます。
浄化槽は汚れた水を浄化する設備で、これを設置する工事を浄化槽工事と呼びます。